
ウメ
春の到来を告げる花として親しまれているウメ。「万葉集」に多く歌が残るなど、古くから日本人の生活に寄り添ってきました。満開時にはほのかな甘い香りが公園に広がります。藤沢市内の名所を回って、一足早く春を感じませんか?

サクラ
春の風物詩として昔から人気の高いサクラ。開花時期は藤沢市内の公園も華やかな雰囲気に包まれます。引地川親水公園では、川岸に桜並木が並び「桜のトンネル」を楽しむことができます。その他、大庭城址公園などの公園ではお花見も楽しめます。

フジ
藤沢市の市の花は「フジ」です。市内の公園には多くの藤棚があり、4〜5月には長い房に紫色の花を咲かせ、夏には日陰を作り私たちに憩いの場を提供してくれます。

ハナミズキ
春から初夏にかけて、爽やかな青空に映えるハナミズキ。開花期間が長く、秋の紅葉や熟した果実も美しいため、何度でも楽しめます。もともとはアメリカへ桜を贈った際の返礼品として日本にやってきたこの花。藤沢市では、主に大庭城址公園に植栽されています。

ツツジ
新緑の季節に、鮮やかなピンクがエネルギッシュなツツジの花。街のあちこちに咲いているポピュラーな植物ですが、名所に足を運んで圧巻のツツジ畑を見てみませんか?各所の公園で、家族や友達とピクニックやサイクリングをしながら花を楽しむことができます。

ハナショウブ
江戸時代から園芸植物として大切に栽培され、人々に親しまれてきたハナショウブ。こどもの日の菖蒲湯の伝統は今も続いています。藤沢市では、新林公園の湿性植物区に植栽されており、園内にある古民家と合わせて日本らしい風景を楽しむことができます。

アジサイ
雨続きの季節に楽しみに添えてくれるアジサイ。白っぽい花がだんだんと色を変えていく様子から「七変化」とも呼ばれ、様々な姿を楽しむことができます。さらに花の色は、土壌の酸性度によって青や赤に変化!藤沢でも色々なアジサイを見つけくださいね。

ハス
夏の早朝、太陽がのぼると共にゆっくり開いていく神秘の花ハス。たったの4日間、しかも午前中しか咲きません。藤沢市の桜小路公園は、「鵠沼」の由来となったかつての沼が住民の手で残されている貴重な場所です。少し早起きしてハスを見に行ってみませんか?

サルスベリ
「百日紅」の名の通り、100日間ほど咲き続ける夏の花。背が高く育ったサルスベリは太陽にも届きそうです。幹が成長すると表皮が落ちて、猿も登ることができないほどにツルツルなります。夏の思い出の風景にずっとあったこの花、改めて見に行ってみませんか?

モミジ・イチョウ
藤沢市内も、紅葉時には至るところでイチョウやモミジの温かな色を楽しむことができます。赤色や黄色の綺麗な姿を見るのもよし、落ち葉を踏む音を楽しむのも紅葉の醍醐味。寒くなる前にのんびり散歩、いかがでしょうか?

植物名 | 開花時期 | 公園名 |
---|---|---|
ハボタン | 12月下旬 ~ 2月下旬 |
新林公園・舟地蔵公園 |
ウメ | 2月中旬 ~ 3月上旬 | 新林公園・円行公園 |
サクラ | 3月中旬 ~ 4月上旬 | |
フジ | 4月中旬 ~ 5月上旬 | 新林公園・大庭城址公園・引地川親水公園 |
ハナミズキ |
4月中旬 ~ 5月上旬 | 大庭城址公園 |
ツツジ | 4月下旬 ~ 6月上旬 | 大庭城址公園・引地川親水公園・湘南台公園 |
バラ | 5月中旬 ~ 10月上旬 | 大庭城址公園 |
ハナショウブ | 5月下旬 ~ 6月中旬 | 新林公園 |
アジサイ | 6月上旬 ~ 7月上旬 | 大庭城址公園・引地川親水公園 |
ハス | 7月上旬 ~ 8月中旬 | 桜小路公園 |
サルスベリ |
7月下旬 ~ 8月下旬 | 大庭城址公園・引地川緑地 |
モミジ・イチョウ | 10月下旬 ~ 12月下旬 | 新林公園・引地川親水公園 |
クロガネモチ | 11月下旬 ~ 1月下旬 | 大庭城址公園 |
※モミジについては、紅葉の見頃時期となります
※新林公園、大庭城址公園、引地川親水公園以外は公園内に駐車場がありませんので、お出かけの際にはご注意ください
※開花時期は、気温等の気象条件により、表示された期間と異なる場合があります
※こちらで紹介した公園・植物以外にも市内の公園には様々な植物が生育していますので、お近くの公園へ出かけてみてはいかがでしょうか