時宗開祖の一遍上人より数えて4代目の呑海上人開山の時宗総本山。藤沢山無量光院清浄光寺が正式な寺名だが、呑海上人が正中2年(1325)に廃寺を再建して遊行引退後の住まいとし、歴代の上人も遊行引退後に住むようになったので「遊行寺」と呼ばれるようになった。現在の建物の大部分は関東大震災後に復興されたものだが、中雀門は唯一、江戸時代からのもので向唐門造り。菊の御門と三葉葵が刻まれている。 延文元年(1356)の銘を持つ梵鐘は県指定重要文化財。境内中央の大イチョウは市指定天然記念物になっている。昭和26年(1951)の日本観光地百選に選ばれた名刹だ。