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旧稲元屋呉服店

きゅういなもとやごふくてん

稲元屋は、戦前の藤沢を代表する呉服商です。初代は、藤沢の豪商「豊元屋」の七子で、厚木の雑貨薪炭商「内田屋」に奉公した後、弘化2年(1845)に生家の家業である雑貨薪炭商「稲穂屋」を継いで現在地に創業しました。「稲元屋」の屋号は、「稲穂屋」と生家「豊元屋」から1字ずつ取って名付けられたものです。創業後間もなく呉服商に転業、さらに婚礼需要を見込んで箪笥部を加え事業を拡大しました。旧稲元屋は、明治24年(1891)10月の関東地方陸軍大演習の際、明治天皇の行在所を務め、さらに、昭和初期までに皇族らの宿泊所として10度用いられるなど、藤沢でも有数の名家でした。昭和15年(1940)に建立された行在所記念碑も敷地南側に現存しています。かつては一番蔵から八番蔵まで在りましたが、昭和52年(1977)の火災、老朽化などにより内蔵・一番蔵の2棟のみが現存します。

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住所:藤沢市本町1-3-34

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