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砂山観音堂・鼻黒稲荷大明神

すなやまかんのうどう・はなぐろいなりだいみょうじん

藤沢橋交差点の近く、国道467号線沿いの高台に砂山観音堂があります。寛永年間(1624-43)に建立されたといわれ、江戸時代にはこの付近一帯が見渡す限りの砂原だったことを考えると、小高い丘の上にあるこの観音堂は東海道を行き交う旅人たちの目を引いたに違いありません。境内には金砂山安産子育観世音と刻まれた石碑のほか、青面金剛像を彫った庚申塔(安政四年銘・1857)など数基の石造物があります。俗に帯解観音と呼ばれ、毎月一七日に多くの女性が参詣に訪れ賑やかだったといいます。

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住所:藤沢市藤沢695

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